Multi-function Tester T7 Startスイッチ故障交換
新品や綺麗な電解コンデンサや抵抗は
品番や色コードが読めますが、
セラミックコンデンサなど品番文字の小さいものや、
古いもので部品番号の読めないものもあります。
こんな時は、Multi-function Tester T7 です。
”電源ON!”
充電切れのようで電源が入らず充電してみます。
・・・以前の製品のように乾電池駆動の方が便利?
再び ”電源ON!”
電源が入らない。
いざ使おうと思うと電源が入らない。
ケースを開けてみると、基板は表面部品ばかりで、
接触不良になりそうな箇所、はんだ不良もなさそうです。
基板表面実装の部品ならこれでお手上げです。
なんせ、基板部品のはんだ除去が苦手です。
スタートボタンを押し、
テスターであちこちの電圧を測ってみますが、
通電している感じではなさそうです。
バッテリーの電圧は大丈夫だし、
スタートボタンのところまでは
電源が供給されています。
スイッチの破損かな?
ジャンパー線で短絡させてみます。
電源が入りました。
スイッチを交換しようと、基板から外そうとしましたが、
やはり上手く取り外せない。
得意のラジオペンチで剥ぎ取りました。
・・・これでいつも基板の配線も駄目にする。
やはり、今回も基板配線を一緒に剥ぎ取ってしまいました。
代替に丁度よいタクトスイッチの手持ちがないので、
小さなものを代替で取付でみます。
見栄えはよくないですが使用できるようにはなりました。
¥1,000-程度のものですが、使用頻度も低いし、
貧困生活の私には買い換えなどは何より勿体なくて出来ません。
まぁ、使えればよいので、これで良しとしましょう!
・・・なんか、儲かった気分です。
・・・この気分が自分でもなんか疑問を感じるのですが。。。
故障の原因ですが、
このスタートボタンを、短押しすることで、
”電源ON”、”測定開始”で、
長押しすることで、”電源OFF”となっています。
私の場合、このON、OFF時の、
スイッチを押すとき、ついつい力は入ってしまいます。
・・・特に長押しの時、”これでもか!”、です。(-_-;)
いつも大陸製は、などと書いていますが、
故障の原因は、私の使用方法だと思います。
私がお金を掛けずに楽しく遊べるのは、
安価な大陸製品のおかげです。感謝しております。
修理後一ヶ月ほど経ち、数回使用しましたが、
問題なく使用できています。
以前、Startスイッチが壊れて、
手持ちのタクトスイッチで、応急修理した、
Multi-function_Tester_T7 を
本来の、触覚プッシュボタンスイッチで修理してみました。
この数十円のスイッチが1個あれば良いので
・わざわざ電子部品のショップへ行って購入する
・国内の電子部品ショップで通販で購入する
・大陸の通販ショップで購入する
どれも、コストパフォーマンスが良くないので、
今度、ショップへ行く機会でもあればと思っていましたが、
大陸へ仕事で使用する部品の注文がありましたので、
合わせて注文して送って頂きました。
・タクトスイッチ 12mm TVGP01-G73BB(赤)
¥30-
秋月電子通商
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-09827/
※キャップは色違いの赤です。
・4ピン触覚プッシュボタンスイッチとキャップモーメンタリータクトスイッチ
5色/25ピース/セット
¥157-
私のものは大陸調達品で、25個で\157-と格安でしたが、
使用したのは1個だけです。
この商品は、基板用のもので、
ブレッドボードでの使用には、加工が必要となります。
さて、残りの24個は、いつ頃使い道が見つかるでしょう。
先日の修理で、基板の配線を傷つけて、
配線を補修してあったので、
はんだ付けに手間取りましたが、何とか完了!
見栄えも使い勝手も元通りでよくなりました。