ブレッドボードのLEDを点滅させる(準備編)(Arduino)

以前のArduino上のLEDの点滅と同じですが、
今度は、LEDを別途用意して、それを点滅
させてみたいと思います。

準備ですが、
・LED(何色でも良いです)
・抵抗(カーボン抵抗で、1/2W程度のもの)
この2つを用意します。

LEDと抵抗
LEDと抵抗

LED(発光ダイオード)は、
3mm,5mmなど大きさも様々ですが、
5mmくらいにものが扱いやすいと思います。
実際にはどちらでも構いません。

抵抗(カーボン抵抗)は、
最大電力1/4W、1/2W、1Wなどがあります、
これは、ブレッドボードで使う範囲であれば、
1/2W、1/4Wのものでよいと思います。

また、抵抗値もいろいろあります。
今回は、LEDに適切な電流を流すため、
その調整用に使用します。
150Ω~510Ω程度でしょうか。

お店で購入する場合には、
”このLEDを5Vで使用するための抵抗”を
といえば、適切なものをお教え頂けると思います。
また、
自分で決めて購入する場合は、
各LEDには、データシートという、その部品の特性などが
書かれた資料があります。
※型番が分かれば、ネットでも調べられる製品もあります。
このデータシートに、
・VF(LEDにかかる電圧:順方向電圧降下)
・IF(LEDに流す電流:順方向電流)
が書かれています。
この値を使って、抵抗値の計算を行います。

VF:2.0V、IF:=20mAの場合、
抵抗値(Ω) =
  電源電圧(V)-順方向電圧降下(V)÷順方向電流(A)
  5.0(V) - 2.0(V) ÷ 0.02A(20mA) = 150(Ω)
こんな計算になります。

計算方法については、ネットで、計算できるサイトもあります。
詳しく解説されておられますのでお調べ下さい。
・・・私の解説より確かです。

LEDには、抵抗を内蔵しているものや、極性がないものもあります。

今回、私が使用するものは、
 秋月電子通商さんで、数十年前に購入した、
 ・LED 5mm赤色 OSDR5113A  (¥20-程度/1個)
   http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11655/
 ・抵抗 カーボン抵抗 330Ω(1/2W)  (¥100-程度/100本)
   http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-07812/
です。

これらの入手方法ですが、
近くに、電子部品のお店があれば問題ありません。
しかし、私が住む田舎ではそんなお店はありません。
それなら、ネットで、と探してみますと、
LEDは数十円、抵抗なら数円なのですが、送料が掛かります。

一袋、50個、100個入りなどで購入すれば、
1個当たりの金額はかなり押さえることができます。
しかし、50個、100個も購入しても、
きっと使わず秘蔵物になってしまします。
必要な数+α程度でやめておきましょう。

今回は、LEDと抵抗で5個(本)ずつもあれば十分です。
抵抗は、ばら売りは少ないと思いますので、
最低、10本程度の袋売りかと思います。

どこか近くで扱っているお店がないかと探してみると、
ホームセンターに「電子工作コーナー」なるものを見つけました。
しかも、そこには。3個から5個程度の、
LEDと抵抗がセットになったものが、
200~300円ほどで販売されていました。

商品:
ELPA(朝日電器株式会社)
  http://www.elpa.co.jp/product/el09/elpa641.html
OHM(株式会社オーム電機)
  https://www.ohm-electric.co.jp/?s=LED%E3%80%80%E5%B7%A5%E4%BD%9C&x=0&y=0

あと、あれば便利な(あった方が良い)ものですが、

・ブレッドボード
 今後、いろんなセンサーや電子部品を使って、
 やってみたいことがいろいろあれば必須ですね。
 ブレッドボードは、矢印で示した部分が、
 それぞれ裏で繋がっています。
 同一の矢印内に部品を設置する(差し込む)
 だけで接続された扱いとなります。

・ブレッドボード
・ブレッドボード

・ジャンパーワイヤ、ジャンパーケーブル、ジャンパ線
 ブレッドボード上で配線したり、Arduinoとの接続のために、
 などとよばれる接続線が必要です。
 このケーブルも、オス-オス、オス-メス、メス-メス
 など用途に合わせて種類があります。

ジャンパーワイヤ、ジャンパーケーブル
ジャンパーワイヤ、ジャンパーケーブル

・マルチメーター(テスター)
 マルチメーターには、デジタル、アナログとありますが、
 機能もいろいろ付いていて、測定値も数値で表示される、
 デジタルのものが良いでしょう。
 ・・・今アナログ使ってる人少ないよね?(針の振れる感じ好き)
 デジタルなら、金額も数百円からありますので、
 一台持っていると便利ですね。
 ちょっとしたチェックに使うだけなら、
 そんなに精度を気にする必要もありません。
 一般に、電圧、電流、抵抗測定ができ、
 ダイオードチェックなどの機能が付いているものもあります。

マルチメーター(アナログ)
マルチメーター(アナログ)
マルチメーター(デジタル)
マルチメーター(デジタル)

電子部品を通販で購入する場合のサイト例です。
国内サイト
Amazon
 https://www.amazon.co.jp/
マルツオンライン
 https://www.marutsu.co.jp/
秋月電子通商
 http://akizukidenshi.com/catalog/
中国サイト
AliExpress
 https://ja.aliexpress.com/
 (格安ですが、お店や製品選びは注意が必要です)